文章の技術(ビジネス、受験、論文等)

〜文章力は大切です〜

社会でも、受験でもいろいろな場面で文章を使うときがあります。
そのときの文章で、自分の評価や、受験の合否に影響します。
ここでは、文章の技術を記載していますので、皆様の役に立てば幸いです。

文章の技術研究担当 編


1 文章の技術

(1)主語と述語は確実に照合する。

主語と述語は確実に照合して確認すること。

(事例)×今後の予定は、みんなの予定を一致する。
→今後の予定は、みんなの予定を調整して決める。
→今後の予定は、決める。(主語と述語を照合)

(2)文章は、簡潔にすること。

・意味のない修飾語は消す。
・同じ言葉は何回も使わず、工夫して一回の使用とする。
・同じ意味の言葉を重複して使わない。
・類似語は、まとめる。
・「〜のこと」とシンプルな語句にする。
・「〜です」とシンプルな文章末にする。

(事例)×花の香りはよい香りがして、その香りは桜のような臭いということだ。
→桜のような香りがする花だ。

×外に出るということは、猛暑の暑さに耐えるということだ。
→外に出ることは、猛暑に耐えることだ。

×外は暑い季節になります。
→外は暑い季節です。外は暑い季節になりました。

(3)「て」「に」「を」「は」「ら」の使い方には注意

(事例)×親せきは、子供がいる。
→親せきには、子供がいる。

(4)修飾語の位置を変えたり、述語を変えたりしてチェックする

文章は自分でチェックを重ねることでうまくなります。

2 よく間違う言葉

(1)「が〜する」「を〜させる」

(事例)○私が遅刻する。私を遅刻させる。

(2)「ら」抜き言葉

(事例)×起きれる。食べれる。
→起きられる。食べられる。

(3)漢数字を使う言葉を間違えるな。

(事例)×春1番が吹いている。
→「春一番」という言葉なので、漢数字となる。


3 文章を美しく見せるテクニック

(1)修飾語は、修飾する語の直前に

・述語を修飾する場合は、述語の直前に。

・名詞を修飾する場合は、名詞の直前に。

(事例)たぬきのかわいい人形は、僕がたった一つのお婆さんに貰った宝物だ。
→かわいいたぬきの人形は、僕がお婆さんに貰ったたった一つの宝物だ。

(2)箇条書きや罫線で囲む

・箇条書きは端的に見せるために有効

・罫線や図形で囲むことによって重要な箇所がわかる。(報告書等)

(3)図書からの引用、話言葉、キーワードは、「」を使用

(事例)「放射能」は、危険と言われている。

「」の中は「。」はつけてもつけなくてもよいが、つけない方が文章は簡潔。
(事例)「外で遊んでいて」と母が言った。

(4)長い修飾語は前に書く

(5)題名と中身、結論があっているかチェック


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