下水管渠の技術

このサイトは、下水道の技術、知識を向上し、下水道専門技術者、コンサルタント、大学、国家資格等で
活用できるために作成したネットワークサイトです。
これから、徐々にサイトを充実されていきますので、皆様の技術も日々レベルアップされたら、幸いと思います。
このサイトは、公務員OBの方、コンサルタント、一級施工管理技士他の皆様の知識で作成されています。
今後も、皆様の協力により、ホームページが充実し、土木技術の発展と向上に少しでも役に立てば幸いと思いますので、
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なお、作成完成のホームページは、青色になっています。
黒色のところは、現在、作成中ですが、近日中にアップする予定です。

1 推進工法、シールド工法

非開削工法の分類 切羽安定機構
推進工法 中大口径管推進工法
(径800mm以上)
開放型 刃口推進工法
密閉型 泥水式推進工法
土圧式推進工法
泥濃式推進工法
小口径管推進工法
(径700mm以下)
高耐荷力方式
低耐荷重方式
鋼製さや管方式
シールド工法 ミニシールド工法
全面開放型 手掘式 フード、山留装置
半機械堀式 フード、山留装置
機械堀式 面板、スポーク
部分開放型 ブラインド式 隔壁
密閉型 泥水式 泥水+面板
泥水+スポーク
土圧式 土圧式 掘削土+面体
掘削土+スポーク
泥土圧式 掘削土+添加材+面板
掘削土+添加材+スポーク
山岳トンネル工法

(1)中大口径管推進工法

(ア)開放型

刃口推進工法

(イ)密閉型

泥水式、土圧式、泥濃式

(ア)元押推進工法:発進立坑に設置したジャッキのみ

(イ)中押推進工法:管径1000mm以上で、途中で、推進中押ジャッキを設置する。

(2)シールド工法

・掘削、残土搬出、セグメント組み立て、シールド機推進、裏込め注入まで1サイクル

開削、推進工法と比較して高価

一次覆工は、セグメントを用いた構造で、二次覆工は、一次覆工の内側にコンクリートを打設

二次覆工は、一次覆工を保護し、補強と防食の役割をし、蛇行修正や防水の役割。

(3)工法選定(上から順番に選定)

・土被が3〜4m未満で、地下埋設移設がなくかつ道路、近接への騒音等の影響がない場合は、開削工法

・線形が直線(曲線半径150〜200以上)で、立坑用地が可能で延長500m以下の場合は、推進工法

・固結土の高い地盤であり、湧水による地山の流出や崩壊がない場合は、山岳トンネル工法

・それ以外、は、シールド工法

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