土木技術のメモ〜技術の伝承は、メモから始まる

このサイトは、土木技術者が書いたメモを集めたものです。
このメモを技術に生かしてください。

1 河川計画

1 総コストを算出→予算→コスト縮減
2 洪水確率
3 断面根拠
4 排出施設、取水施設があるかチェック
5 河川内は基礎砕石でなく均しコンクリートで。
6 河川低水護岸の基面整正は設計計上しない。
7 高水流量(将来、暫定)、洪水確率(将来、暫定)、天端幅、余裕高、法勾配、粗度係数、河床勾配、流域面積、流量算定法、流速、代表流速
8 仮設工の高さは、H−Q曲線で決める。低水線、渇水線。幅は潤線で決める。HーQ曲線は観測所データを利用する。
9 観測所nない場所は、流域面積の比で流量を決める。

・横断測量は、同じ日にする。水位が変わるため。
・ゲートの内ネジは回すネジが付いているもの、外ネジは取り外せるもの
・田、鮎、あまごに注意

2 設計・測量注意点

1 二次製品を使用するときは、カタログのコピーと見積単価をつける。
2 総概略額を算出する。
3 橋や占用物がある時はポールで幅員、延長をはかりネガを提出。水の取水、排水についても管径をはかり写真をとる。
4 成果品にすべての根拠資料と資料名、ページをつける。
5 床掘と掘削を分けているか。
6 ブロックの展開図はあるか。R部、曲線部で開きはあるか。小口止めはあるか。展開図に高さとSLを記入すること。
7 座標データはすべて平面図に入れる。
8 根入れ1.5m、1mが重要
9 流路工の構造計算はしているのか。床固工の側壁は安定しているか。勾配の理由。
10 壊す前にポール等で寸法の写真をとる。保障の基準は原形復旧。それ以上に復旧するときは他の費用(アロケ)を使用。
11 町道名(町道認定しているか)と準用河川か普通河川か調査。占用するには、河川法第24条の許可が必要。

3 工事注意点

1 タイヤローラ締固め厚がわかる写真があるか。現場密度試験があるか。
2 水抜管は水位が高いときに入れる。
3 コンクリート擁壁の水抜管は2から3m2に1箇所。塩び管VP75。透水材30cm30cm5cmのやし繊維。目地は10mに1箇所。
4 アンカーのセメントミルクがあふれている写真。
5 傾斜が安全衛生法をクリアしているか。
6 土砂仮置、処分寸法を計上。根固めブロック移設や大型土嚢、空袋は数量がわかるように工夫を。
7 構造物取り壊し箇所は断面を図る。
8 建退共は100万円以下の工事ではいらない。
9 コンクリートの養生写真。石積みは谷積みで。

4 設計書

1 本庁決裁の設計書は『正』『副』『控』を作成する。
2 翌債は、繰越手続が必要。現年度予算。国債は繰越手続の必要なし。次年度予算。

5 非破壊検査

1 配筋状態及びかぶり

・レーダ法、電磁誘導法

2 微破壊試験

3 非破壊試験による強度・耐久性を推定

・超音波法、衝撃弾性波法

6 その他(職場の一般常識)

1 お金をもらった時は、『寸志』ではなく『ご厚志』

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